KOKIA 2nd.DVD “Live In Paris 2007 –les couleurs de Paris-”
released on 2007/05/05
KOKIA (Vocal / words / music)
Band are:
Taisuke Sawachika (piano)
Kazuhiro Matsuo (guitar)
DISC01 |
1. 宇宙が・・・ (A universe is…) |
2. so sad so bad |
3. cocoro |
4. やさしくされるとやさしくなれる花(A slower booming under tenderness) |
5. 二人の娘 (The story of two daughters) |
6. why do I sing? |
7. I believe ★ |
DISC02 |
1.ぬくもり(warmth) |
2. パリの色(les couleurs de paris) |
3. ぴんくの象(pink elephant) |
4. 調和 oto(chowa oto with)★ |
5. 覚醒 ~open your eyes~ |
6. あたたかい場所 (cosy place) |
7. Remember the kiss |
8. いつか誰かを愛した時 (Someday when you love someone) |
9. 祈りにも似た美しい世界(Music like a prayer) |
10. ありがとう (Thank you) ★ |
★Recommend Disc01 Track No07. LIVE [ I Believe ] ★
★Recommend Disc02 Track No04. LIVE [ Cyowa oto with ] ★
★Recommend Disc02 Track No10. LIVE [ arigatou ] ★
【Gratitude】
Thank you for having you always look at this site.
From starting a blog post today is the 100th musician referral.
I think in the future, would like to introduce the music of Japan little by little.
During the 15 months, those 43 countries was for visiting CMIJ.
43 Countries who came here to everyone, thank you so much.
Let’s enjoy Japanese music together from now on!
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本日は、2000年代のDVDカテゴリー。
2007年5月に発売されたKOKIAの2枚目のDVDをご紹介いたします。
ここの所、DVDの紹介が続きましたが、今日のこのKOKIAのDVDはいつの日か必ず、このサイト
で紹介したいなと、ずっ~と考えていたDVDでした。と言うより、角松敏生と並んでこのミュー
ジシャンを紹介したくて、このサイトを始めたと言っても過言では無い方です。
それなら、もっと早い段階でご紹介すれば良いものを何故このタイミングでの紹介なのかと
申しますと、このエントリー記事がブログを始めてから丁度、延べ100組目のミュージシャンの
紹介なんです。自分で勝手に延べ100組記念をしているので(笑)、それならば、ご紹介するのは、
KOKIAしかいないでしょ?と言う、誠に持って独りよがりなエントリーでありますことをお許し
ください。
洋楽(ロック・ポップス・ジャズ・クラシック)を聴く方が圧倒的に多かった私が、歳を重ねるに
連れて、だんだんと日本の音楽の良さを再認識してしまい、海外にも、素晴らしい日本の音楽家
を紹介できないかな?と思い、スタートしたブログでしたが、昨年の8月から始めて約15ヶ月間で、
43カ国の方にご訪問頂き、個別ですと3000人位の方にお越し頂いたようです。
つたないブログをご覧頂き、本当にありがとうございます。これからも、もの凄いスローペース
ですが、素敵な日本の音楽を紹介していきたいと思っております。
(お越し頂いた方の国籍は、↑上の英語文の所にある国旗の画像でご紹介しております)
御礼のご挨拶が済んだ所で、本題に戻って、KOKIAのご紹介です。
KOKIAは1998年のデビューですので、この記事を書いている時点では、活動15年目になるいわゆる
ベテランに差し掛かりつつあるミュージシャンです。
KOKIAと綴って、コキアと読むのですが、これはご本人の本名、吉田亜紀子のAKIKOを文節単位で
逆から読んで付けられたアーティスト名です。これまでに、10枚のオリジナルアルバムと、10本の
DVDが出されており、私は全作の2/3程の所有に過ぎませんが、どれもこれも素晴らしい作品ばかり
です。
が、敢えて言いますと、この方はCDよりも遙かにDVDの・・・いわゆるライブの方がその本領が発揮
されているミュージシャンだと私は考えていまして、オリジナルのCD枚数と発売されているライブ
DVDの数がほぼ同じと言うことが、その証左でもあるかと思います。
彼女の最大の魅力は、その「声」です。
信じられないような幅の音域と、美しい声、豊かな声量、確実な音程、そしてその声を自在に操る
テクニック、さらには、常人では太刀打ち出来ないような「肺活量」を持っています。
(確か30~40秒弱、フルパワーでロングトーンが出せていたと思います。40秒と簡単に書きました
が、一度全開の声でチャレンジしてみてください。気が遠くなりますw。)
このたぐいまれなる肺活量のおかげなのか、美しい声でありながら繊細さと大胆さが同居しており、
その音の強弱による表現力が人を魅き付けて止まないのだろうと思います。
そして、日本にもこれほどの「唄」を歌えるミュージシャンがいるんだと思わせてくれる方です。
そして、その魅力にいち早く気付いたのが、実は海外の音楽ファンなのかも知れません。
私が「海外に~」と紹介するまでも無く、既に彼女はヨーロッパでの人気が絶大です。これまで
にも、フランス・ベルギー・ドイツ・ポーランド・アイルランド・中国などでライブを行っており、
熱狂的なファンがKOKIAの行く先々のライブへ参加してしまうような人気があります。
彼女の日本国内での知名度がどのレベルにあるのかは、私には判断出来ませんが、少なくともAKB
やEXILEや嵐よりは知られていないでしょう(笑)。「唄が上手い」とか「曲が良い」からと言って、
売れるとは限らないのは、この業界の常ではありますが、国内でも、もっと多くの方に知って頂け
ると良いなと願っているミュージシャンの一人です。
さて、このDVDですが、2007年にフランスのパリで行われたライブを収録した2枚組のもので、
その内容は、正に「ライブ」と呼ぶにふさわしい作品です。日本のアーティストが海外でライブ
を行うとその売れ行きの悪さに地元の日本人を動員すると言う様な話しをチラホラ聞くことが
ありますが、このライブにおいてはそういった状況は見受けられず、逆に日本人の観客を見つけ
ることの方が困難な程、ヨーロッパの観客で埋め尽くされています。
そして、そのファンの音楽を聴く姿勢とKOKIAの表現したいと言う想いがぶつかって、静かな中
にも強烈なエネルギーが充満する空間を作り出しており、是非自分もその場にいたかったと思わ
せるような素晴らしいライブです。コンサート終了後の、海外のKOKIAファンへのインタビュー
でも、このライブを楽しまれた様子が、何人にも聞かれており、同じ日本人としても胸が熱くな
る感じがします。
しかし・・・
これだけ、力を入れて紹介しておいて、本当に恐縮なのですが・・・
このDVDは現在、廃盤なのです。もう、本当に申し訳ないです。
コキアのファンからも、再販売の要望が常にあり、2011年には一度、盤面をリファインした
再販が行われたのですが、2013年の現在まで、まだ再販のお知らせはありません。
手に入れるには、中古店で見つけられるか、オークションしか今の所は、方法がありません。
ただ、どこかでこのDVDを発見される機会があれば、是非是非、お手に取られては如何で
しょうか?
それでは、ちょっとしたお詫びにリンクしたライブ曲の御案内などを少々・・・
一曲目にリンクしている「I BELIEAVE ~海の底から~」は、彼女のサードアルバムに収録され
ている楽曲で、サブタイトル通り、深い海の底からの心の叫びが水面まで上がって破裂するかの
ようなパワーを持ったバラードで、終盤にかけての盛り上がりは心を揺さぶられるような秀逸な
曲です。
二曲目の「調和 ~oto~」は、セカンドアルバムから。ヨーロッパでも大人気の曲で、KOKIAの
声のテクニックは、誰にも真似が出来ない、唯一無二の曲だと思います。途中、呪文の様な聞き
慣れない言語で歌詞が現れますが、これは先程書いたKOKIAを本名AKIKOから逆に読んだのと同
じく、書かれた歌詞を文節単位で逆から読むことで、無国籍な感じのする不思議な世界を作り出
しています。どういう事なのか、一節だけ抜き出しておきますね↓
→この森にひしめく音は絶え間なくそして静かで
ざわついた私の心に穏やかな時を還してくれる
rurekuteshieka wokitonakayada onirokokonoshi tawa
tai tsuwazadekakushi teshisokunamae tahatookumeshihi nirimonoko←
この冒頭の「ルレクテシエーカ~」で始まる読みの部分がYOUTUBEの中でどう再現されて
いるか楽しんでみてください。
三曲目の「ありがとう」は、ファーストアルバムから。香港のアーティストにもカバーされ
て中国では、かなり人気のある曲だそうです。とても流麗なメロディと故人への感謝を綴った
深淵な歌詞が聴く人の心に響くものと思います。是非、一度聴いてみて頂ければと思います。
普段は、読んで下さる皆様に、なるべく音楽を押しつけたりしないような文章を心がけている
のですが、今回は、「勝手に100エントリー記念」と言うことで、暑苦しい内容に付き、どうか
ご容赦ください。
今後とも、引き続き、Cool Music In Japanをよろしくお願いいたします。
=If you want to search in Japanese=
KOKIA 、コキア
DVD No.V-0700109J
Dear Mr. Kadomania:
Congratulations on the 100th article.
As I read your weblog, I’m impressed by your selection.
I always wonder what to place on English section of my weblog.
Regardless of popularity, I’d like to select works pursuing real music spirit.
Also… I hope I can write songs that can move hearts of listeners like you.
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Dear chan-olau
Thank you for always giving messages.
The late reply sorry.
and….Thank you for giving the message of the celebration.
I think that I can introduce Japanese secret splendid music from now on.
I want to listen to the music that you make by all means.
In the future, let’s enjoy music together!
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