Syogo Hamada 11th.Album “J.BOY”
released in 1986/09/04
Syogo Hamada (Vocal,Guitar,Lyrics,Music)
Kanji Choshi (Guitar)
Nobuyuki Takahashi (Drums)
Masakazu Itakura (Keyboard)
Hiroaki Ezawa (Bass)
Toshihiko Furumura (Sax)
=DISC01=
01. A NEW STYLE WAR ★ |
02. BIG BOY BLUES |
03. AMERICA |
04. 想い出のファイヤー・ストーム |
05. 悲しみの岸辺 |
06. 勝利への道 |
07. 晩夏の鐘 |
08. A RICH MAN’S GIRL |
09. LONELY-愛という約束事 |
10. もうひとつの土曜日 |
=DISC02=
01. 19のままさ |
02. 遠くへ-1973年・春・20才 |
03. 路地裏の少年 |
04. 八月の歌 |
05. こんな夜はI MISS YOU |
06. SWEET LITTLE DARLIN’ |
07. J.BOY ★ |
08. 滑走路-夕景 ※〈CDエクストラ〉 |
★Recommend DISC01-01. LIVE [ A NEW STYLE WAR ]★
★Recommend DISC02-07. LIVE [ J.BOY ]★
=poor english=
soon….
本日は、1986年に発売された浜田省吾の通算11枚目のアルバム「JBOY」をご紹介します。
浜田省吾は、ソロデビューが1976年ですから、今年で活動37年目の大ベテランです。
もう、大御所と言う冠が似合うミュージシャンとなりましたね。
この「J.BOY」は、デビューから10年目に作られた2枚組の大作で、彼の音楽家としての
脂がのりきった時期の作品です。その後の「浜田省吾」の名声を世に知らしめた決定的な
名盤でもあります(もっと前だろうと言う方もいらっしゃるかと思いますが・・・w)
このアルバムの特徴は、その当時では、まだ聞き慣れない「J.BOY・・・」つまりJapanese
Boy と言う略語を使って、日本の男達よ、いや、女性も含めた “日本人” に向かって、この国の
現在(当時)の有り様、そして未来への警鐘が鳴らされているとても社会的なメッセージに満ちた
アルバムです。
と、こう書くととても堅苦しい感じに聞こえるかも知れませんが、そこは浜省のたぐいまれな
作詞作曲の能力によって、知らず知らずの内に彼の訴える憂いや警鐘が身体に染み渡っていき
ます。
そして、オープニングのA New Style Warで「核」への憂いに始まり、ラストの滑走路まで、
恋愛、家族、仲間、世界や日本、過去・現在・未来と言った普遍的なテーマで貫き通すその
姿勢は、間違いなくリスナーを「浜田省吾」の世界へと引きずり込む強烈な力を持っています。
発売から27年を経た今だからこそ、浜田省吾が予見した未来が現在の時点でどうなのか?
改めて検証するために、このアルバムを聴いてみる・・・そんな楽しみ方が出来る名盤だと
思います。名前だけは知っていてスルーされていた方も、「今」だからこそ聞いてみるのは、
如何でしょうか?
=If you want to search in Japanese=
浜田省吾
CD No.CSCL1172/1173