ZOO 1st.Album “NATIVE”
released on 1991/07/21
Vocal &DANCE:
SATSUKI
DANCER’s are:
TACO
MARK
NAOYA
LUKE
SAE
CAP
HIRO
HISAMI
MAMI
YU-KI
KAZU
RYU
Musician’s are:
Jun Sumida (guitar)
Manabu Tanigawa (guitar)
Yasunori Iwasaki (keyboard)
Kouju Yamamoto (sax)
Naoki Suzuki (programming)
AMAZONS (chorus)
01. Careless Dance (remix long version) ★ |
02. Native ★ |
03. White Lie |
04. GIVEN |
05. Her Hard Heart Hurt |
06. Love Rush |
07. Careless Dance |
08. DADA’S Theme Count Down |
09. Native (Remix Version) |
10. Last Play (Album Version) |
本日は、1990年代のCDカテゴリー。
1991年07月に発売されたZOOのファーストアルバムをご紹介いたします。
いよいよ夏本番が近くなって来ましたので、少しづつ夏っぽいサウンドをご紹介して
いきたいなと考えています(途中で変わるかもしれませんがw)
ZOOは、1989年に結成された本格派のダンス&ヴォーカルグループです。
ZOOについては、ここをご覧頂いている音楽ファンの方々なら、何らかの形で、色々と
ご存知なのでは無いかと思いますが、ZOOを全く知らないと言う方の為に、超簡単に
トピックを挙げてみますと、
・テレビ朝日系「DADA」と言うダンス番組内で人気のあったダンサー達で結成された。
・スキーシーズンの定番曲「Choo Choo TRAIN」のオリジナル曲を歌っていたグループ
・Choo Choo Trainのサビ部分のヴォーカルと作曲は歌手の中西圭三氏
・ヒット曲「YA-YA-YA」の作詞作曲は歌手の横山輝一氏
・現EXILEのリーダー「HIRO」が在籍していたグループ
・現TRFのリードヴォーカル「YU-KI」が在籍していたグループ
・メンバーだったMARKは、ドリカムやGacktのバックダンサーを務める
と言った感じですが、何となくお分かりになりますでしょうか?
上記以外の豆知識、募集中ですw
さて、このZOOが世の中に認知され始めた1980年代後半から1990年代の初頭にかけて
は、日本国内でちょっとしたダンスブームがありましたよね?
このZOOが出演していた、「DADA LMD」「GROOVY SEANE DADA」をはじめとして、
「DANCE DANCE DANCE」や、「ダンス甲子園」と言った番組が続々と誕生していたかと
記憶しています。
このブームの背景には、当然ながら布石がありまして、1980年代中盤~後半にアメリカで
流行したニューエディション、ベル・ビヴ・デヴォーからの流れでボビー・ブラウンやジョニー
・ギルなどがソロ活動を成功させ、MCハマーなどが大人気となったことを受けていたんだと
思います。この当時は、いわゆるヒップホップダンスや、そしてニュージャックスウィングと言う
スタイルのダンスが、大流行でしたね。そこにマドンナのヴォーグダンスなども加わり、新しい
ダンスウェーブが確立された時期だったと思います。(源流には、マイケル・ジャクソンがある
でしょうね)
これを受けて日本でも、「ボビ男」なるスタイルも流行りましたし、とんねるずの石橋貴明氏も
MCハマーのパロディなんかをやっていましたね。今こうやって思い返すと、かなりのブーム
だったなあと思います。
そんな中で、ZOOは、ダンスグループのトップランナーとしての地位を確立していきます。
何故、その地位を確立出来たのか?と考えると、僕がこのグループに一番魅かれている
部分でもある、「楽曲の良さ」があったからじゃ無いかと・・・。
通常なら、「ダンス」であるべきなのでしょうが(笑)、その楽曲自体が魅力的で、とても覚え
やすい、明るいサウンドが、人々の耳に強い印象を残したんだと勝手に思っています。
アルバムの収録曲だけをオーディオ的に聴いていても、アルバム1枚丸々通して聴く事の出
来る「質」を持っている上で、映像的には、ルックスとスタイルの良いダンサー達が、シンクロ
率の高い、キレのあるダンスを見せる事の二つの魅力が彼らの人気に拍車をかけていたんだ
と思います。
ヴォーカルのSATSUKI女史は、お世辞にも歌唱力の高い歌い手とは言い難い部分もあり
ましたが(詫)、一生懸命に歌を自分のモノにしようと言う姿勢が感じられてとても好感が持て
ましたし、彼らに楽曲を提供している作家陣も丁寧に曲を作っている印象があり、この相乗
効果が、長く彼らのアルバムを私の記憶に留めるものとなりました。
その作家陣ですが、このアルバムについては、8割方の作品が、作詞:佐藤ありす、作曲:
中西圭三のコンビで、2曲だけ羽田一郎が担当しています。
(この佐藤&中西コンビは、ZOOが解散するまで、長らく彼らのアルバムに関わっています。)
そして、作曲家・編曲家の岩﨑文紀の参加も見逃せない所です。
岩﨑文紀氏は、アニメ界ではその名を良く知られた方で、僕自身はドラマチックなアレンジ
をされる方だなと思って居ます。歌手の岩﨑元是氏が実弟にあたりますので音楽一家だった
のでしょうかね?(岩﨑元是のアルバムも今度ご紹介しますね)
さて、そんな訳で、今後もZOOのアルバムは、何枚かご紹介出来ると思うのですが、
このNATIVEと言うアルバムについては、SATSUKI以外にもメンバーがヴォーカルを取って
いることもあり、やや稚拙な印象が残るものの、とても洗練されたR&Bテイストの曲が並んで
おり、夏のドライブなんかにもお似合いだと思いますので、是非、お手に取ってみては如何
でしょうか?懐かしいですよw
今回もつたない文章にお付き合い頂き、ありがとうございました。
(↓今日ご紹介している2曲目のメンバー紹介的な動画で、ラスト二人が、若かりし頃の
YU-KIとHIROです。)
★Recommend Track No.02 PV [ Native ] ★ HD1080p
★Recommend Track No.01 PV [ Careless Dance ] ★ HD1080p
=If you want to search in Japanese=
ズー
CD No.FLCF-30108